INTERVIEW 過去参加者の今だから言えるホンネINTERVIEW

インタビュー者名前
丸山 千尋
九州大学大学院
人間環境学府

企業不動産開発本部
不動産開発企画部

将来は地元での街づくりがしてみたい。
漠然としていた夢が、
はっきりとカタチになった。

山間の暮らしに溶け込む中で、芽生えた想い。

――学生時代に力を入れていたのは、どんなことですか?

いちばんは研究活動ですね。私は大学院で山村集落における街づくりの研究をしていました。その活動の一環として、地域にある棚田の保全や、茅葺き民家の改修といった取り組みをしてきました。県の山間部にある集落へ頻繁に足を運んで、稲作をしたり、野菜を育てたり…。建築専攻のはずが、農学部みたいだな(笑)と思いながらも、山村に溶け込んだ活動をするうちに、「地域の特徴を活かした街づくりができる業界」、「地元九州に貢献できる会社」への就職を思い描くようになりました。

――新日鉄興和不動産のインターンシップは、どのように知ったのですか?

研究室の先輩の紹介です。当時はまだ就職活動を始める前でしたが、九州でも開発をしている会社と知って、街づくり体感セミナーに行ってみようと思ったんです。
当日、会場に集まったのは、バックグラウンドも発想も、それぞれに違う学生たち。指定の敷地に、どんな用途のビルをつくろうか? 思い思いにアイデアを出し、チームで話し合いながら、少しずつ案が出来上がっていくプロセスが本当に楽しくて。「これを仕事にしてみたいな」と、デベロッパーを目指す意志が早々に固まりました。
また、その後の5Daysインターンシップで知り合ったメンバーは、街づくりへの意欲に燃える人たちで、夜、宿泊先を共にしながら夢を語り合ったのも良い思い出です。

現実のプランニングで、詰めの甘さが痛感された。
この苦い経験を、今後の糧に。

――東京では、どの部署で就業体験をしたんですか?

企業不動産開発本部という部署です。「地方での開発に触れてみたい」という希望通り、釜石の復興公営住宅につくられる「こども園」の設計ミーティングに参加させてもらいました。そして、越谷に建設が予定されている物流施設の機能提案も行うことになったので、「物流施設の知識はないけれど、できるだけ良いものを」と意気込みながら、多数の機能を考えていきました。
でも、それが詰め込み過ぎという結果を招いてしまって、「なぜ、各々の機能を入れたのか。根拠が乏しく、事業性にも欠けている」とのご指摘が…。なかなか簡単にはいかないですね。しかし、だからこそ実力を養いたいと、モチベーションが上がったことを覚えています。

――仕事に対して抱いていたイメージとギャップはありませんでしたか?

ありました(笑)。デベロッパーという業種には華やかなイメージを抱いていましたが、実際は、いく度となく現場に出向いて情報を集めたり、泥臭い作業を地道にコツコツ積み上げていく仕事なんだな、と。設計の打ち合わせでも、細部まで入念な検討・確認が行われていましたし、現場で働く社員の皆さんの努力を惜しまない働きぶりを肌で感じることができました。

地域に寄り添い、考え抜いた街づくり。
私の理想とする開発が、ここにある。

――丸山さんは九州の大学ですが、北九州の開発地区を見たことはあったんですか?

いえ、それが…(苦笑)。新日鉄興和不動産のインターンシップに参加するまで見たことはありませんでした。八幡東田を訪ねた際は、街のスケールの大きさに圧倒されました。また、桃園や高見といった住宅地は、それぞれの地域の歴史や特性に合わせた街づくりが行われていて、カフェの造り一つをとっても、そこでの暮らしを考え抜いたデザインがされているのを知りました。社員の方のお話からは、本気で街を良くしたいという情熱や仕事への自負が感じられて、「なんて、カッコいいんだろう」と、この会社に心酔してしまいました。本当に、いい会社に巡りあうことができて、紹介してくれた大学の先輩には感謝!ですね。

――入社できたら、どんな仕事がしたいですか?

社員の皆さんがそうであるように、地域と寄り添い、そこで暮らす人々に長く愛されるような街をつくりたいです。そしてもちろん、いずれは九州での開発に携わって、地元に貢献してみたいと思っています。新日鉄興和不動産は、北九州や大分の他、長崎でのビル建設も進めていますし、今後はさらに対象地域を増やす方針とのことなので、地方での開発は、ますますチャンスが広がりそう!
デベロッパーの仕事には大変な部分もあると思いますが、地道にやるのは農作業で慣れていますから(笑)。これまでに培った力も活かして、コツコツ頑張っていきたいです。