INTERVIEW 過去参加者の今だから言えるホンネINTERVIEW

インタビュー者名前
栗田 樹
早稲田大学
政治経済学部

業界で話題の
エリアマネジメントを体験。
「建てる」以外の面白さも発見できた。

「結果」から「過程」へという意識の変化。

――栗田さんは自分の性格を、どんな風に捉えていますか?

目立ちたがり屋であると同時に、クリエイティブなことが好き。自分がつくったもので、人に喜んでもらうのが、大好きな人間だと思います。
そんな自分の性格に気がついたきっかけは、大学の学園祭。放送サークルの仲間たちと番組の企画・制作を行って、ステージで発表し、人に見てもらうのが本当に楽しかったから。就職に際しても、何らかの「魅力的な場がつくれる仕事を」と考えて、デベロッパーを志望するようになったんです。

――それで、インターンシップに参加したんですね。

はい。まず、秋に行われた街づくり体感セミナーでは、指定の土地に何を建てるかを考えるというグループワークに取り組んだのですが、これが純粋に面白かったです。このとき、自分たちのグループは、メンバー6人に6通りの考えがあって。それを少しずつ調整し、ブラッシュアップした末に、一つのプランがまとまった瞬間は物凄い快感でしたね。
僕はそれまで、人に誇れる建物を完成させる、つくったものを人に見てもらうという「結果」に意識が向いていたんですが、完成にいたるまでの間にも感動を味わえる瞬間があるんだな、と。グループワークをして以降、街づくりの「プロセス」に強い興味を抱くようになりました。

デベロッパーでイベントを企画する?
想定外だったけど、挑んでみたら面白かった。

――就業体験の内容は?

近年、デベロッパー業界では、開発地域の価値を向上させるために、ソフト面から街を活性化する「エリアマネジメント」が注目されているそうですが、僕が就業体験をさせてもらったのは、まさにこの領域を担う部署でした。
自分に付いてくれた社員さんが品川エリアの担当だったので、一緒に品川の街を歩き、不動産仲介業者さんへもヒアリングに行って、渋谷や六本木といった他エリアとの違いを学びました。そして、エリアの特性を学んだうえで、品川インターシティの
1階広場で夏に開催するイベントの企画立案にも挑みました。

――どんな案を考えたんですか?

品川の隠れた魅力を掘り起こすとともに、誰もが気軽に楽しめる集客力の高いイベントにしたかったので、インターシティに入っているテナントのお客様を対象に納涼船を用意する案や、地元のかき氷屋さんなどに屋台を出してもらう案を考えました。当時はちょうど、バニラアイスに日本酒をかけて食べるのが流行っていたため、「これも屋台で出してみては?」と提案したところ、「最新のトレンドを押さえているね」と褒められました(笑)。
実を言うと、就業体験をする前は、デベロッパーがイベントなどのソフト面に関与するのを知らなかったんですが、やってみるとこれが非常に面白くて。建てる以外の醍醐味を発見できたのも収穫でした。

仕事の可能性は限りなく広がる。
多様な業種とコラボできるから、飽きることはないと思った。

――業界他社のインターンシップにも行ってみましたか?

はい。何社か行ってみましたが、新日鉄興和不動産は他に比べて少数精鋭の会社だったので、一人ひとりが存在感を発揮できそうだ、と感じました。また、九州などにある新日鐵住金の遊休地を利用して、大規模な開発ができる点もアドバンテージだろうな、と。あと、なんと言っても、本社が入っている赤坂インターシティAIRのビルがカッコいいですよね(笑)。
今、新日鉄興和不動産は、本拠地である赤坂のエリアマネジメントに力を入れていますから、僕もこの会社の一員になった暁には、赤坂の価値向上に貢献し、「赤坂の街づくりといえば、新日鉄興和不動産」というイメージを世の中にもっと浸透させていきたいです。赤坂は大使館もあり国際色の強いエリアなので、外資系企業をより多く誘致してみたり、エンターテイメントの部分を強化して来街者を増やしたり、やれることはいろいろあると考えています。

――栗田さんのクリエイティブな能力は今後の仕事に役立ちそうですか?

役立つと思います。デベロッパーの仕事の特徴は、一つとして同じ案件がないということ。その街ごとにハードを考え、ソフト面も手がけるとなると、幅広いアイデアが必要ですからね。
一方、僕には飽き性なところもあるんですが、不動産の仕事はテナントも含めて多様な業種とコラボができるという部分でも変化に富んでいますので。つねに新鮮な感覚で業務に取り組めると思います。でもだからこそ、さまざまな分野にアンテナを張っておかないと! 可能性が限りなく広がっていく分、勉強にも終わりがなさそうですね(笑)。