INTERVIEW 過去参加者の今だから言えるホンネINTERVIEW

インタビュー者名前
坂本 真奈
九州大学
文学部

「自分を出そう」とエールを受けて、
自信の無さを克服。
自分と向き合えたことで、新たな気づきも。

強すぎる想いがプレッシャーに繋がって…

――坂本さんはどちらの出身ですか?

私の出身地は愛媛県の南部にある田舎町。人口の減少も問題になっている小さな町です。なので、昔から「地方の役に立ちたい」という気持ちを持っており、大学では過疎化の問題や東北の復興支援にまつわる研究をしました。また、サークル活動でも地域の空き家を改装して地元の人々との交流拠点をつくり、街を盛り上げる取り組みをしてきました。
私の学生生活は文字通り、地方を見つめ、課題の解決策を考えてきた時間でしたので、就活で最初に思い浮かんだのも、地方での街づくりができそうな福岡の鉄道会社でした。

――そんな中、どんな形で新日鉄興和不動産を知ったのですか?

入り口は社名です。部活の先輩が新日鐵住金のグループ会社に入っていたのを思い出し、「新日鉄」というワードで検索をしてみたら、新日鉄興和不動産がヒットして、インターンシップをしていることが分かったんです。
とはいえ、その時点ではデベロッパーという業種を知らず、軽い気持ちで応募しただけだったのですが、街づくり体感セミナーに来てみたら衝撃を受けて。地元の意見を反映した開発を行っていることや、釜石市の復興公営住宅を建てているという事業内容が自分の研究分野と重なっていて、新日鉄興和不動産の仕事にとても惹かれましたね。5Daysインターンシップには「絶対参加したい」と思いました。でも、想いの強さがプレッシャーに繋がってしまったらしく…。事前の面接では面接官の方の質問にうまく答えることができなくて、自宅に帰って悔し泣きしました(笑)。

関東で、九州で、歩きながら街を学んだ。
資料を見るだけでは分からないことを吸収できた。

――では、合格の連絡を受けたときは嬉しかったでしょうね。

はい、とても。それと、もう一つ嬉しかったのは、企業不動産開発本部で就業体験ができたこと。事前に受けた就業体験のガイダンスの中で、地方での開発を学ぶなら、やはりこの部署だと思っていましたから。
私の体験内容は、埼玉に建設が予定されている物流倉庫の用地を見に行って、「自分なら倉庫の隣地にどんな施設をつくるか」を考えるというもので、当該エリアを学ぶため、社員さんと一緒に用地の周りを歩かせていただきました。

――どれぐらい歩いたんですか?

2時間ぐらいの時間をかけて広いエリアを回りました。そして、「あの住宅地にはご年配の人が多いですね」という風に社員さんと意見を述べあいながら、住民の方たちの年齢層を確認したり、幹線道路を走っているクルマの車種や歩道の幅、人通りの多さをチェックしたり。自分の足で生きた情報を収集したことで、開発時に留意すべきポイントが体感できたように思います。
九州でも同様に、街を歩けたことの意味が大きくて。資料を読むだけでは気づけないようなこだわりを肌に感じることができました。なかでも特に素敵だなと思ったのは、高見地区。歩道には桜並木がつくられており、「その樹種もソメイヨシノや山桜など、いろいろなものを植えることにより、長い期間、桜を楽しめるようにしている」とのお話があって。樹木一つにそこまでの深い考えがあることに感激しましたね。

会社目線ではなく、人生の先輩として、
就活のことを考えてくれた社員さん。

――就業体験で取り組んだ課題の提案はうまくいきました?

それが…。思いついたプランはいろいろあったのに、自分で勝手に却下して、僅かなことしか提案をしなかったのが問題で、「それでは内容が薄く聞こえる。きちんと考えているんだから、もっと自分の想いや考えを出していこう」とアドバイスされました。
この反省から九州のフィールドワークでは勇気を出して、思ったこと、感じたことをガンガン発言しました。自信の無さが克服されて、積極性が増し、精神的にも強くなれたと思います。

――積極的になれたこと以外にも収穫はありますか?

しっかりと自分を見つめられたことですね。私は他の学生より志望業界が固まるのが遅いほうだったのですが、新日鉄興和不動産の社員さんはそんな私に、いろいろな業界・企業を見るよう助言してくれました。会社目線で自社へ誘うというのではなく、人生の先輩として、私にとっていちばんの就職活動を一緒に考えてくれました。皆さんの支えがあったからこそ、「やりたいこと、向いていることは何なのか」を確認し、自分が持つ強みにも気づくことができたのだと思います。
インターンシップに参加していた学生は優秀な人ばかりだったけど、私は「地方」を知っている。都会育ちの人にはない視点によって、貢献できることがきっとある。そんな風に考えながら、新日鉄興和不動産に入る日を楽しみにしているところです。