INTERVIEW 過去参加者の今だから言えるホンネINTERVIEW

インタビュー者名前
釣 祐吾
横浜国立大学大学院
都市イノベーション学府

住宅事業本部
都市創造部

「デベロッパーは悪だ!」
と教えられてきたけれど、
良い開発をしている会社だってある。
それが確かめられて、迷いが消えた。

被災地の復興公営住宅も手掛けている
新日鉄興和不動産の事業に興味を持った。

――大学院では、どんな研究をしているんですか?

都市計画研究室に所属して授業を受けつつ、教授に依頼のあった街づくりの活動をしています。主に携わっているのは、宮城県石巻市の街づくりです。もともと寂れかけていた地元の商店街が、震災でさらにダメージを受ける中、行政や地域住民の方、コンサルタント会社の皆さんなどと話し合いながら街づくりを進めてきました。
石巻では復興公営住宅の設計にも少し関わったんですが、新日鉄興和不動産も釜石で同様の住宅を開発していると知り、会社の事業に興味を持ったことが、インターンシップに応募しようと思った動機です。

――5Daysインターンシップでは、どんな就業体験を?

蒲田で開発中のマンションの広告戦略を考える仕事です。資料を通して地域のマンション動向を調べた後で、社員の方と一緒に工事現場やモデルルームの見学に出かけたり、同業他社が手掛けているマンションを視察したり。広告会社との戦略会議にも出席し、最終的には、物件のセールスポイントや販売ターゲットを考えて、シートにまとめ、社員さんに評価してもらうという内容でした。本当に濃密な2日間だったと思います。
蒲田は羽田空港にも近く、将来的にはオリンピックの開催で人の往来も活発になることが予想されるので、「交通アクセスの良さを売りにしてはどうだろう」と考えて、先輩社員に提出したところ、「学生の時期から、こういう視点を持てているのは良いね」と褒められました。大学院で養った能力を評価してもらえたのは、嬉しかったですね。

「デベロッパーは開発を指揮する立場だが、
おごりは禁物」
先輩社員の言葉に社風をみた。

――自分の強みを活かせそうな会社だと思ったんですね。

ええ。また、その後、北九州や大分を訪ねてみると、辺り一面が新日鉄住金の土地で…。スケールの大きさに圧倒されました。このように広大な土地を全国各地に持ちながら開発をしているという点で、「メーカー系のデベロッパーは面白い!」と感じましたね。
九州では街づくりに対する思想を伺い、高台からも街を俯瞰したことで、地域を一体的に開発していくというのはどういうことか、を体感することもできました。東京でも、物件の工事現場を見たり、社員の方の視点や振る舞い方に触れることができたりと、マクロ・ミクロ両方の視点から街づくりを考えられたのは、非常に貴重な経験でした。

――社員の振る舞い方とは?

例えば工事現場を訪ねた時、社員さんは建設会社の方に対して、とてもフランクに喋りかけながらも、場面に応じて毅然とした態度を示したり、相手へのリスペクトの念を表したりされていました。そして後から、「デベロッパーの仕事は、周りの人の支えがあってこそできる。だからプロジェクトを指揮する立場であっても、傲慢になってはいけない。常に周りへの感謝や敬意を持って働くことが大切だ」と教えられたのです。自分としても、素直に「そうだな」と共感できる言葉でした。

この会社だからこそ、自分だからこそ
できる開発に挑んでみたい!

――デベロッパーに対してイメージが変わった点はありますか?

「良い開発をしているデベロッパーもあるんだな」って思いました(笑)。僕もそうですが、建築や都市計画を学んでいる人たちは、「デベロッパーは悪だ!」という風な教育を受けていると思うんですよね。都市を金儲けの対象にするなんて、と。もちろん教授の言うことは分かるけど、理想論だけでは物事が進まないし。「じゃあ誰が街づくりをするの?」といえば、「それは資本があり、リスクを取って開発しているデベロッパーだ」と、僕は考えていたんです。そして今回のインターンシップでは、現実に地域のためになる開発が行われているのを実感できた。

――地域に貢献し、それぞれの街の色を出す開発がしたいんですね?

そうです。デベロッパーの中には、利益最優先で都心の駅周辺だけを開発していたり、画一的で味気ない開発をしている企業もありますが、新日鉄興和不動産はそうじゃないですからね。入社できたら、地域のことや日本の未来のことを本気で考え、それぞれの街に新たな魅力を創造したり、過疎化を防いで、人々の生活を豊かにできるような開発がしたい。この会社だからこそ、自分だからこそできる街づくりがしたいと思っています!