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日鉄興和不動産株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：三輪 正浩）は、物流施設「LOGIFRONT」シリーズを関東・関西を中心に展開しております。2023年3月31日、『LOGIFRONT尼崎Ⅲ』（以下「本物件」）が竣工し、本日4月6日に竣工式を執り行いましたことをお知らせいたします。

テナントは、着工時点からトナミ運輸株式会社（本社：富山県高岡市、代表取締役社長：髙田 和夫）の入居が決定しており、一棟賃貸するBTS型施設として計画を進めてきました。なお、本物件は、トナミ運輸株式会社において国内最大の延床面積を持つ大型物流拠点となります。

『LOGIFRONT尼崎Ⅲ』について

アクセス性

本物件は、大阪市中心街から10km圏内に位置し、阪神高速道路湾岸線「尼崎東海岸」ICから約1km、「中島」ICから約4km、阪神高速道路神戸線「尼崎東」IC・「尼崎西」ICから約5kmと交通利便性に恵まれた立地にあります。

さらに、工業専用地域で物流倉庫として優れた操業環境であることなどに着目し、近畿圏全体を網羅する広域配送の物流拠点とすべく、「LOGIFRONT」シリーズとして、本物件とともに「LOGIFRONT尼崎Ⅱ」、「LOGIFRONT尼崎Ⅳ」の計3施設の開発を一体的に進めてきました。

施設の特徴

• トナミ運輸株式会社は中期経営計画の重点戦略として「輸送サービスと物流サービスの連携強化と、新規流通センター開発を通じた事業の成長」に取り組んでいます。現在の尼崎支店を本物件に移転し、倉庫1 階を貨物自動車運送業の拠点、2～4 階を3PL 事業の新拠点とすることにより、関西地区における物流機能の充実・強化に取り組むことが可能な施設となりました。
• 本物件では、設計着手時よりトナミ運輸株式会社の要望を積極的に反映し施設計画を構想してきました。仮眠室、更衣室、バス・シャワールームおよび洗濯コーナー等の設備を設け、貨物自動車運送業の拠点として快適な就業空間を提供できる設えとなっています。
• 1階をSRC構造にすることで南北の両面バースや防火区画の全面シャッター対応を可能とし、物流効率化が図られる施設としたほか、BCP対策として、津波・高潮を想定した受変電設備の嵩上設置の対策を実施しました。
• 環境負荷軽減への取り組みとして、全館LED照明の採用に加え、太陽光オンサイトPPAサービスの導入（設備容量：約1.5MW、発電量：約1,850MWh/年）により、発電電力を共用部およびテナント専有部へも供給いたします。

『LOGIFRONT尼崎Ⅲ』概要

地図

日鉄興和不動産の物流施設事業について

日鉄興和不動産は、2018年4月にロジフロント事業推進部を立ち上げ、ビル事業、住宅事業に次ぐ当社の中核事業として、首都圏・近畿圏を中心に物流施設開発に取り組んでいます。現在では、『LOGIFRONT（ロジフロント）』を旗艦ブランドとして、「LOGIFRONT越谷Ⅰ」や「LOGIFRONT尼崎Ⅱ」など、お客さまのニーズに寄り添った先進的な物流施設を展開しています。今後も引き続き当社の用地情報ネットワークを活かしながら、お客さまの物流効率化のニーズにお応えすべく、物流施設開発事業の積極的な投資および開発を進めてまいります。

『LOGIFRONT』シリーズの実績および開発スケジュール

【稼働中】

【建設中】

【今後の予定物件】

（仮称）LOGIFRONT鶴見 神奈川県横浜市 2024年竣工（予定）

日鉄興和不動産の物流施設「LOGIFRONT（ロジフロント）」HP（https://logifront.nskre.co.jp）