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当社初となるグリーンボンド発行のお知らせ ~都内最大の街づくり型物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」への資金充当により、気候変動や資源の枯渇などの環境問題に積極的に取り組み、自然と環境に配慮した街づくりを推進~

事業・業務

2025.01.16

日鉄興和不動産株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三輪 正浩、以下、当社)は、2024年9月30日に竣工した「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」を資金使途とするグリーンボンド(以下、本グリーンボンド)について、本日条件決定したことをお知らせいたします。なお、グリーンボンドの発行は当社として初の取り組みとなります。 

本グリーンボンドの概要

社債の名称 日鉄興和不動産株式会社 第8回無担保社債 (社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)
発行日 2025年1月23日
償還期限 2030年1月23日
発行年限 5年
発行総額 150億円
利率 1.570%
資金使途 「グリーンファイナンス・フレームワーク」における適格クライテリアを満たすプロジェクトであるMFLP・LOGIFRONT東京板橋の建設資金への充当を目的として借入れた短期借入金の返済 
取得格付 A-(株式会社格付投資情報センター【R&I】) 
主幹事証券会社 みずほ証券株式会社
ストラクチャリング・
エージェント※1
みずほ証券株式会社
外部評価※2 フレームワークについて、株式会社格付投資情報センター(R&I)より、国際資本市場協会(ICMA)「グリーンボンド原則2022」等との適合性に対する外部評価(セカンドオピニオン)を取得しています 
https://www.r-i.co.jp/rating/esg/index.html

※1 ストラクチャリング・エージェントとはグリーンファイナンス・フレームワークの策定およびセカンドオピニオン取得の助言などを通じて、グリーンボンド等の発行支援を行う者です
※2 グリーンファイナンス・フレームワークの詳細については以下をご参照ください
https://www.nskre.co.jp/company/news/2024/20241216.html

 資金使途となる物件概要

名称 MFLP・LOGIFRONT東京板橋
所在地 東京都板橋区舟渡4-3-1
敷地面積 91,255.58㎡(約27,604.81坪)
延床面積 256,157.63㎡(約77,487.68坪)
規模・構造 地上6階建・S造(倉庫)・免震構造
竣工 2024年9月30日
環境配慮の取り組み事例
  • 屋上全面に約19,000㎡、約4MWの太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギーを自家発電によって創出することで、電力の地産地消を実現します。さらに、太陽光の余剰電力をニーズに応じて板橋区内における73の区立小中学校へ供給することで、区立小中学校のRE100化にも貢献します。物流施設に設置された太陽光発電設備から、余剰電力を自治体施設へ供給(オフサイトPPA)する、先進的な取り組みです。
  • その他、屋内照明のLED化による省エネ等、さまざまな脱炭素施策の導入等により、年間の一次エネルギー消費を実質的にゼロとする最高ランクの「ZEB認証」および、DBJ Green Building 認証最高位となる「5スター」を取得しました。

「MFLP・LOGIFRONT 東京板橋」外観


<本件に関するお問い合わせ先>
日鉄興和不動産株式会社 広報室 担当:吉田、丹羽(にわ)
電話:080-8438-9224