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「モバイルミュージアム」プロジェクトを始動

2006.10.09

「遊動する博物館」をサポートします

興和不動産は、産学連携を通じた新しい形の社会貢献として、東京大学総合研究博物館と連携し、「モバイルミュージアム」プロジェクトを展開いたします。

新たな都市文化のあり方を提言する「モバイルミュージアム」は、「都市のあらたな価値創造」をめざす当社の社会的使命と結びつくものです。当社は、都市づくりを担う企業として教育現場と意見交換し、産学連携という形で展示ユニットの開発、展示手法の研究などに実践の機会を提供し、先進的な都市文化の創出をはかります。
「モバイルミュージアム」プロジェクトの本格的な展開は、年明けを目処に赤坂インターシテイで行う予定です。オフィスを訪れる人々でにぎわう1Fロビーにミュージアムを展開することで、他に存在しない新鮮で独創的な空間が出現します。それに先がけて今年10月10日に移転する興和不動産新社屋役員フロアでの展示を始めます。

次世代型ミュージアムのあり方を社会に提言するこのプロジェクトは、オフィス空間にアカデミック、アーテイステイックな付加価値を創出させ、日常の場を彩り豊かにするものと考えております。「モバイルミュージアム」プロジェクトの成功を契機に、こうした新たな文化が社会全体へひろがり、豊かな都市空間創出へつながるものと期待しております。

「モバイルミュージアム」プロジェクトの詳細は、つぎのとおりです。

■概要
東京大学所蔵の学術文化財の中から展示価値の高いコレクションが精選され、企業のオフィス空間を利用して展示されます。(プライヴェートコレクション的に定期的に入れ替え)
装飾インテリアとして絵画や彫刻を展示する常套的な手法とは一線を画し、自然史や文化史の、正真正銘の学術標本をオフィス空間に持ち込むことで、知的で文化的な空間に変容させ、新たな付加価値を創出します。

■プロジェクト支援の方法
・展示場の提供
・研究にかかわる費用の寄付

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興和南青山ビル(新社屋) 赤坂インターシテイ