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大分県初のPFI事業 「NS大分ビル」が全館開業

2003.04.01


 当社および特別目的会社「株式会社豊の国NSマネジメント」(当社と梅林建設(株)が共同で設立)が建設を進めてまいりました、大分県初のPFI事業方式による『NS大分ビル』(大分市東春日町1番1号)が、平成15年4月1日に全館開業しました。

 本事業は、PFI法に基づき大分県が平成13年7月に特定事業として選定し、同年10月に総合評価一般競争入札を実施、当社を代表企業とする事業提案グループ(当社、新日本製鐵(株)、梅林建設(株)、(株)東急コミュニティー、(株)日本設計)が民間事業者に選ばれたものです。

 『NS大分ビル』は、鉄骨造・5階建てで、1・2階部分は公共施設、また1・2階の一部および3~5階部分は民間事業者向けインテリジェント・オフィスからなる複合施設です。公共施設部分は、(株)豊の国NSマネジメントが所有の上、大分県殿に賃貸し、消費生活センターおよび男女共同参画社会づくりを推進するための活動交流施設「大分県消費生活・男女共同参画プラザ」(愛称:アイネス)が入居しています。一方、民間施設部分については、当社が所有し、地域情報化の基幹施設となる日本テレコム(株)殿の大分ハウジングセンターをはじめ、大分社会保険事務局殿、(株)OEC殿のソリューションセンター、(株)地域科学研究所殿、(株)東急コミュニティー殿が入居しています。

 本施設の開業は、大分県民の皆さまの消費生活や男女共同参画社会づくりに関する自主的な活動を促進するとともに、行政サービスを含めた地域社会の情報化、地域経済の活性化に大きく寄与することが期待されています。