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エヌエス水産食品株式会社の事業譲渡について

2006.03.13

 当社は、子会社であるエヌエス水産食品株式会社(本社:東京都中央区銀座、代表者:大宮勲)のすべての事業を、双日株式会社のグループ会社である双日食料株式会社(本社:東京都港区赤坂、代表者:船越義和)に譲渡することとし、3月10日、譲渡契約を締結いたしました。

 双日食料は、4月1日に全額出資の新会社「双日食料水産株式会社」(本社:東京都港区赤坂、代表者:奈良輪稔)を発足させ、エヌエス水産食品の従業員および大槌工場(岩手県)を継承します。双日食料水産は、双日グループの持つコンビニエンスストアやベンダー向けなどの幅広い販売網を活用し、初年度17億円の売上を目指します。

 エヌエス水産食品は、1989年に当社の水産加工センターとして事業を開始して以来、大槌工場の地元である岩手県産や北海道産などの鮭を使用した鮭フレーク製品やスモークサーモン、すし種各種製品、無添加調味酢にまでこだわったシメサバ製品などの製造・販売を行っています。主力製品である鮭フレークは、独自の焼き製法により焼鮭の風味を引き出していることが特長です。

 当社は、エヌエス水産食品を双日グループへ譲渡することで、エヌエス水産食品の持つ営業力、原料調達能力などが強化され、より一層の発展が見込まれると判断し、双日食料へ事業譲渡することとしました。

【双日食料水産株式会社の概要】
本社所在地 : 東京都港区赤坂2-14-32
代表者 : 奈良輪稔
資本金 : 1,000万円
出資者 : 双日食料株式会社(100%)


以上