ニュース・トピックス
釜石製鐵所独身寮・
株式会社新日鉄都市開発単身者用賃貸マンションを
「ニッテツスーパーフレーム工法」で建設
2007.08.29
新日本製鐵株式会社(以下 新日鉄)が展開する住宅工法「ニッテツスーパーフレーム工法」(*)を採用した寮・賃貸マンションがこの度岩手県釜石市内で相次いで完工致しました。新日鉄・釜石製鉄所独身寮(3F建、35世帯、延床1,474㎡)と株式会社新日鉄都市開発単身者用賃貸マンション(3F建、36世帯、延床1,174㎡)で、それぞれ平成19年6月末、7月末に完工しております。
釜石製鉄所独身寮は既存施設の老朽更新として建設され、また単身者用賃貸マンションは株式会社新日鉄都市開発(代表取締役社長 正賀 晃)が事業主として運営。設計・施工はいずれも太平工業株式会社(代表取締役社長 澤田 靖士)が担いました。
「ニッテツスーパーフレーム工法」は、一般戸建住宅用途での普及に加えて共同住宅・寮・店舗・介護施設への採用が急速に拡大しています。新日鉄は、耐火構造及び3階建て建設が求められる寮・共同住宅のほか、住宅密集地における建て替え案件、都市型の店舗、さらには、高齢化を背景としたグループホームなどの老健施設、などの成長市場において当工法の普及を図っていきます。
(*)ニッテツスーパーフレーム工法とは
工法として採用されるニッテツスーパーフレーム工法は、2001年に告示化された「薄板軽量形鋼告示」に則った枠組壁工法であり、スチールハウス協会が普及促進をはかってきた「KC型スチールハウス」を、当社独自の開発により防耐火・遮音・温熱性、耐久性など諸性能と使い勝手を大幅に向上させた工法であり、60分耐火認定、3階建設計法、遮熱仕様、遮音仕様が織り込まれます。
また、ニッテツスーパーフレーム工法は、外壁パネル及び床パネルの構造面材及び外壁材に高炉スラグを主原料とした窯業系面材を使用し、躯体構造用の薄板軽量形鋼とともに、主要構造に循環環境型部材を活用した環境適合型工法となっています。鉄骨構造と外張断熱通気工法の組み合わせにより、耐久性・耐震性・省エネルギー性などの住宅性能において、優れたパフォーマンスを発揮します。
事業概要
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釜石製鐵所独身寮 |
単身者用賃貸マンション |
施主 |
新日本製鐵株式會社 |
株式会社新日鉄都市開発 |
設計・施工 |
太平工業株式会社釜石支店 |
同左 |
構造 |
ニッテツスーパーフレーム工法 |
同左 |
建設地 |
岩手県釜石市甲子町 |
同左 |
棟数・階数 |
1棟・3階建 |
同左 |
世帯数・延床面積 |
35世帯・1,474㎡ |
36世帯・1,174㎡ |
着工/完工時期 |
平成19年2月着工6月末完工 |
平成19年3月着工7月末完工 |
(添付資料)
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写真①: 新日本製鐵㈱ 釜石製鐵所独身寮 |
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写真②: ㈱新日鉄都市開発 単身者用賃貸マンション |