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日本初、テナントビルに電動自転車の無人レンタサイクルシステム【F-rents(フレンツ)】導入
新日鉄都市開発が開発中のオフィスビル「(仮称)神田淡路町ビル」に導入が決定
2010.11.16
当社が開発を進めるオフィスビル「(仮称)神田淡路町ビル」(千代田区神田淡路町二丁目)に、株式会社フルタイムシステム(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:原 幸一郎、以下「フルタイムシステム」が開発した、テナントビル向け電動アシスト自転車の無人レンタサイクルシステム【F-rents(フレンツ)】を導入することが決定いたしましたのでお知らせいたします。
テナントビルにおいて電動アシスト自転車を無人で貸し出す取り組みは日本初となります。
【本取り組みの特徴】
●従来、テナントビルにおいて、テナントを対象にした自転車に関する管理やサービスを提供するものはほとんどありませんでした。
●本事例では、テナントビルにおいて電動アシスト自転車の管理・運営を無人で行い、テナントに貸し出すサービスを導入するという、日本初の取り組みとなります。
●レンタサイクルを導入することにより、日常生活に限らず、ビジネスシーンにおいても「自動車から自転車へ」「公共交通から自転車へ」という利用者自身の意識の変化とともにモーダルシフトが進み、CO2削減による環境負荷の低減にも貢献します。
●また、テナントビルのサービスとしてレンタサイクルシステムを導入することで、テナントの移動を効率化し、より快適なビジネスライフをサポートすることにもつながります。
●ビルの設備等のハード面のみならず、このようなソフト面においても環境に配慮したサービスを導入することにより、「環境配慮型省CO2ビル」を実現します。
【F-rentsについて】
●フルタイムシステムが開発した無人のレンタサイクルシステム。
※集合住宅においては、約100棟・1000台の電動アシスト自転車、街中での公共インフラとしては3都市(北九州市、水俣市、大阪府彩都地区)150台の電動アシスト自転車を無人で24時間貸し出し・返却が可能なシステムとして既に稼動しています。
●今回の取り組みでは、各テナント毎(または各フロア毎)に1台の電動アシスト自転車が無料で利用できます。
●利用の現状・履歴等は遠隔監視でき、必要に応じて利用状況の管理を行います。また、ハンズフリーフォンをユニット内に収納しているので、利用者からの問い合わせ、トラブル対応等は24時間・365日、フルタイムシステムのコントロールセンターで対応します。
●テナントは、携帯電話のブラウザからレンタサイクルの空き状況が確認でき、空きがない場合は「空いたらメール」を受信することも可能です。
●駐輪場に設置されるユニットは、電動アシスト自転車のバッテリーを収納するとともに充電も行う世界初のユニットです。
【(仮称)神田淡路町ビルについて】
●新日鉄都市開発が開発中の「(仮称)神田淡路町ビル」は、千代田区神田淡路町にあり、東京メトロ丸の内線「淡路町」駅(徒歩2分)、都営地下鉄新宿線「小川町」駅(徒歩2分)など、6駅8路線が利用可能な交通利便性の高い立地に位置します。
●本システムの導入により、テナントの利便性をさらに向上させます。
●また、屋上緑化や太陽光パネルの設置、LED照明の採用等も併せ、環境負荷の低減に注力したビルを実現します。
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外観完成予想パース |
屋上庭園完成予想パース |
(仮称)神田淡路町ビル 〈物件概要〉
所在地 | : | 東京都千代田区神田淡路町二丁目6番1他 |
交通 | : | 東京メトロ丸の内線「淡路町」駅徒歩2分 |
都営地下鉄新宿線「小川町」駅徒歩2分 | ||
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅徒歩6分 | ||
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅徒歩6分 | ||
JR山手線・京浜東北線・総武線「秋葉原」駅徒歩7分 | ||
構造・規模 | : | 鉄骨造・地上8階建 |
延床面積 | : | 6,680.33㎡(約2,020坪) |
総貸室面積 | : | 4,725.80㎡(約1,429坪) |
基準階専有面積 | : | 662.07㎡(約200坪) |
完成予定 | : | 2011年5月末(予定) |
建築主 | : | 株式会社新日鉄都市開発 |
設計・監理 | : | 株式会社INA新建築研究所 |
施工 | : | 戸田建設株式会社東京支店 |
以上