高校時代から憧れていたデベロッパーでちょっと尖った面白いことをしたいという思いが、就職活動の軸でした。それが実現できるようなこだわりを持っているデベロッパーを調べるなかで、たどり着いたのが日鉄興和不動産です。
自分がやりたいこと、やったことが形に残る仕事、しかもインパクトが大きいものに関わりたいという思いを軸に、デベロッパーを志望しました。建物はわかりやすく物理的にも大きいので、達成感にも繋がるのではと考えました。
もともと有形のものづくりに携わりたいというふんわりとした軸がありました。そこに合唱やミュージカルなどの人々の心を豊かにする活動や、土砂崩れで被災した経験が加わることで、自分の暮らす街や地域がどれほど人々の心の拠りどころになっているかということを実感し、デベロッパーで空間や建物のものづくりをしたいという具体的な軸になっていきました。
物流施設事業の部署で部署内会議に出席したり、開発建設中の『LOGIFRONT(ロジフロント)』の工事現場に出向き他社との定例会議に出席したりしました。それらと並行して、開発中の施設のなかで決まっていない共用部分の活用プランを考えるワークを行いました。
私の配属先は賃貸事業本部のリーシング推進部でした。具体的にはオフィスツアーに同行したほか、赤坂周辺の自社物件を何軒も見て回りました。また、新築オフィス物件の案内パンフレット改訂版の3ページ分を作成するというワークにも取り組みました。
私は事業開発本部のオフィスビルを開発するグループで、他社との共同開発で翌月末に竣工を控えていた横浜シンフォステージというビルに関連する会議に7回参加しました。竣工間近なのにトラブルが発生した際は、細かいところまで妥協せず突き詰めていくリアルな姿勢に感銘を受け、いっそうデベロッパーに魅力を感じました。
社員さんは私やほかのインターン生のことをすごくよく見てくれていました。それを実感したのはワークで作成したパンフレットを社員さんたちに発表したときです。これまでのパンフレットにはなかった文言を使ったのですが、それは別の会議に参加したときに目にして「いいな」と思った表現でした。すると社員さんが「あのときの会議の文言を取り入れて使ってくれたんだね」と褒めてくれたんです。自分なりにこだわった部分を認めてもらえたことは本当にうれしかったです。
大げさに褒めてくれるって感じでもなく、すごくナチュラルでしたよね。それに色々な方法でこちらがやる気になるようなコミュニケーションを取ってくれました。
たしかにそうですね。私を担当してくれた社員さんは、社内外のたくさんの人に頼られ、親しまれていました。どんなことを意識して人と接しているのか尋ねたところ、「求められたことに対してプラスアルファで応え続けること」と。自分もその言葉を目標にして仕事をしたいと思いました。他社の方が「日鉄興和の社員さんがいてくれるだけで安心感があるよね」と言っていたのも印象的でした。
安心感、良いですね。私から見た日鉄興和不動産の社員さんは、一見穏やかだけれど話してみると実はちょっと尖っていて、内なる熱い思いを秘めているというイメージでした。
それは私も感じました。それからインターンシップ中はわからないこともたくさんありましたが、社員さんに1を聞くと10にして返してくれるので、自分の解像度もどんどん上がる感じがしましたね。
社員さんにアイデアを出すと、まずは必ず肯定してくれて、その上でフラットな立場でアドバイスしてくれました。インターン生の私と対等に話をしてくれたからこそ、この会社で働くイメージができたと思っています。
自分が一番自然体でいられて、一番熱くなれる場所がここだと感じたからです。仕事はしんどいことやきついこともあるでしょうが、その過程自体も楽しみたいという思いを、この会社なら実現できる環境だとインターンシップや選考全体を通じて感じました。
Y.U.さんに先に言われてしまいました(笑)。加えるなら、「何をつくるか」については同じデベロッパーでも各社ごとに個性や方向性があると思います。そのなかでどの人たちと一緒にものづくりをしたいのかを考えたとき、一番親身に接してくれた日鉄興和不動産が真っ先に思い浮かびました。それと、生意気かもしれませんが、将来が楽しみな会社だと感じていて、自分もプレーヤーとして参加したいと思いました。
実は私、これまで「決め手は?」という質問に誰もが一様に「人です」って答えるのが「つまらないな」と思っていたんです。
すごくよくわかります! 私もまさに同じ気持ちでした。それが、自分が当事者になるとやっぱり「人です」と(笑)。
そうなんですよね。私だけでなく、日鉄興和不動産の社員さんの熱さはもちろん、優しさや柔らかさといった温かさに惹かれた人が多いのではと思います。また、挑戦し続けるという会社の姿勢と、住む人たちが誇れる街をつくるといった核の部分はずっと変わらずにこれからも走り続ける会社だろうと思いました。そういう核の部分と自分が目指したいまちづくり像が合致していたのも決め手の一つになりました。
新型コロナウイルスの影響で途切れてしまった高校のOB・OGの大学生チームによるよさこい祭りへの参加を目指し、再立ち上げメンバーの一人として関わりました。メンバーの熱量もそれぞれなので、モチベーターとして鼓舞するのは苦労した点です。活動中は私が「こうしてみたらどうかな」と一石を投じる立場になることが多かったので、インターンシップのグループワークでも、ちょっと行き詰まって答えが出ないときに、同じような形で自分の役割を果たせたと思います。
文化人類学のゼミでのフィールドワークで、実際に研究対象者のフィールドに足を運び、その人たちと会って本質的な語りを引き出し、社会の構造と当てはめていく研究を行いました。知らないフィールドに飛び込んでいく大胆さやアクティブさは、デベロッパーの用地取得の仕事などと似ていると思いますし、デベロッパーが関係構築した人々の声を街に反映させるには、そこに至る過程も大事だと思います。ゼミでの経験を仕事でも生かしたいです。
私は100数十名ほどの女性ダンスサークルに所属していて、舞台を統括して振り付けから照明、衣装まですべて決める担当でした。規模は違いますが、十人十色の参加者の良い面をいかに引き出して形にするかを考えるのは、デベロッパーがさまざまな街の個性も課題も知り尽くしてより良い街にするために考えるのと通じる部分があると感じました。
新たな知識がたくさん得られ、人との出会いも多いインターンシップでした。現場配属もグループワークも経験できたからこそデベロッパーの生の知識も得られ、グループワークではみんなで意見をすり合わせていく過程を楽しめました。
実際に社員さんと話し、現場で仕事を見るなかでしかわからないこと、感じ取れないものがあると実感しました。同時に、社員さんの仕事ぶりなどから、人が本当に必要とすることに向き合うことこそ会社が長期的に安定していくために必要なことなのだろうと納得できました。
今まで参加したデベロッパーのインターンシップでは、グループワークで開発のキラキラした部分だけを見せてもらう感じでしたが、今回は現場のリアルを知る貴重な経験ができました。社員さんはもちろん、インターン生とも、同期として一緒に働きたいと思える出会いになりました。また、「向き合う」「こだわり抜く」といった共通のDNAを持ちつつ、それぞれが個性を発揮して働ける会社だということがわかったインターンシップでした。
インターン生も熱かったです。
噛むほどに味が出そうな、個性豊かな同期と働けるのは楽しみですね。
5日間という限られた時間でしたが、ワクワクすることが多く、毎日楽しく過ごせました。いかに自分が楽しめているかという部分は、大事にしてほしいと思います。
本当に楽しかったですね。
私もそう思います。それから、残業ありきの企業もありますが、日鉄興和不動産は社員さんが「ちゃんと休もうね」と言ってくれて残業なしでした。そういうところにも会社の色が出るなと思いましたね。
選考の一部ですし真面目な要素が多いですが、もし入社したら一緒に働くかもしれない社員さんたちがいるわけですから、いろいろな人との出会いとコミュニケーションを楽しんでほしいですね。また、インターンシップは自分がその環境でどういう人間でいられるかという、自分と向き合う時間にもしてほしいです。