廃棄物排出量の削減

廃棄物リサイクル率の向上

当社は循環型社会の実現に貢献するため、オフィスから出る事業系廃棄物のリサイクル率向上を目標に掲げています。
リサイクル率向上のためには、当社でオフィスビルの共用部にリサイクル可能なペットボトルなどの分別用のゴミ箱を用意するほか、廃棄物の分別などでテナント様の協力も必要になるため、テナント様と連携し、廃棄物の3R(削減(リデュース)、再利用(リユース)、再資源化(リサイクル))を推進しています。 2021年度には、高いリサイクル率を達成するなど顕著な実績を上げている事業者などを対象に表彰される「港区ごみ減量優良事業者表彰」を当社の本社ビル(赤坂インターシティAIR)で受賞しました。

オフィスビルにおける廃棄物の分別・リサイクル

オフィスから出る廃棄物は、OA紙や雑誌・新聞などの紙ごみ、弁当容器などの廃プラスチック、空き缶やペットボトルなどの飲料容器などさまざまです。これらの廃棄物を正確に分別し、リサイクル可能なものをリサイクルし、廃棄量を抑制することで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。 また、オフィスビルのテナント様向けに、3Rの取組みや廃棄物の分別ルール、リサイクル可能な廃棄物の種類などを分かりやすく解説した「リサイクルガイド」を作成、テナント様の入居時などに配布し、リサイクル率向上および廃棄物の排出量削減に向けた啓発を行っています。
リサイクルガイド中面

「サーキュラーオフィスメソッド」の活用

中規模ハイグレードオフィスビル「BIZCORE神田須田町」において、循環型社会の実現に向けて環境に配慮した新しいオフィス作りを提案する「サーキュラーオフィスメソッド」を活用したセットアップオフィスを開設しました。
「サーキュラーオフィスメソッド」とは、テナント様のニーズをくんだ効率的なレイアウトをあらかじめ想定し、環境に配慮した良質なリユース家具を活用することで、移転に伴う「手間の削減」「期間短縮」「初期費用の削減」を実現し、テナント様のオフィス構築をサポートするサービスです。また、退去時には間仕切り壁の再利用や、什器の適正な買い取り、廃棄により、廃棄物減量やリサイクル率の向上につなげていきます。
「サーキュラーオフィスメソッド」概念図
セットアップオフィス貸室内写真

フードバンク団体などへの寄付を通じた廃棄物削減の取組み

当社では2023年度より、食品ロスの観点から賞味期限が近づいた防災備蓄品を集め、無償で提供するフードバンク活動を本格的に開始しました。2023年12月、第1弾として6団体に非常食10,780食、保存水204本を寄贈しました。当社は今後も、企業の持続可能性と社会貢献を両立させ、社会課題解決に取り組んでいきます。
寄贈先
  • NPO法人フードバンクいるま (埼玉県入間市)
  • 一般社団法人イシノマキ・ファーム (宮城県石巻市)
  • 特定非営利活動法人ポラリス (宮城県山元町)
  • NPO法人シニアライフセラピー研究所 (神奈川県藤沢市)
  • 一般社団法人みらいTALK 防災備蓄倉庫(静岡県浜松市)
  • 特定非営利活動法人あそびとまなび研究所 (福岡県北九州市)
非常食と保存水
防災備蓄倉庫