地域創生事業
その街に暮らす人、街と地域の未来にとって最良の街づくりとは何か。
100年変わらぬ「想い」と、将来を見据えた工夫により、新たな価値を創出していきます。
釜石、室蘭など製鉄所周辺の大規模遊休地開発による街づくりを展開しています。
八幡東田総合開発
1901年、官営製鉄所が操業を開始したわが国の産業革命発祥の地「八幡東田地区」。
この日本製鉄九州製鉄所(八幡地区)の工場跡地で、産官学民の連携により持続可能な街づくりへの挑戦が進められています。
八幡東田総合開発事業が目指しているのは、次世代産業拠点の新たな集積や、環境との共生、低炭素型都市の創造といった"サステナブルな街づくり"。
土地の整備や建物づくりにとどまらず、水素エネルギーの利用やコミュニティの育成サポートなど、将来を見据えた開発理念によって、今後さらなる進化・発展が期待されています。
「仕事」と「暮らし」の
情報拠点
メディアパーク(17ha)
北九州e-PORTの拠点としてiDC、コールセンターをはじめとするICT系業務施設、医療施設、商業施設等を複合集積。
商業、業務、サービスの
集積地
タウンセンター(12ha)
幅員100mのシンボル空間、東田大通りを中心に大型商業施設が集積。
文化環境と自由時間を楽しむ
生活空間
ミューズパーク(7ha)
北九州市SHINE博物館構想のもと、学習・遊び・環境が一体となった自由時間拠点として整備。
21世紀の快適な都市生活を
提案する環境共生住宅ゾーン
アーバンレジデンス(5ha)
多世代混住と環境共生を目指した住宅街区。リビオ東田ヴィルコートは、次世代省エネ基準比約34%のCO2削減を達成。
親水緑地と交流・
レジャー施設の
複合開発によるアーバンリゾート拠点
ベイフロントパーク(11ha)
洞海湾に面した立地を生かし、親水緑地や交流・温浴施設、結婚式場などを整備。
東田コジェネによるエネルギーの地産地消
- 国際物流特区の規制緩和活用による電力供給事業
- 電力は市街地(八幡東田地区)へ供給、蒸気は製鉄所で利用
蒸気電力製鉄所八幡東田地区
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