お客様、地権者、社内のさまざまな関係者。
関わるすべての人の想いを汲み取りながら、
入居後に広がる未来を形にしていきたい
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KOTOE SATO佐藤 琴恵賃貸事業本部 リーシング推進部2008年入社。経営学部 経営学科卒。入社後はビル事業本部(現在の賃貸事業本部) 営業第一部に配属され、自社物件及び第三者オーナー物件のPM業務(不動産などの資産管理)に3年間携わる。その後、2011年に現在のリーシング推進部に異動となり、2014年からは、赤坂インターシティAIR(以下、AIR)のリーシングに従事した。
若手社員も責任ある仕事にアサイン、
入居前のお客様と当社をつなぐ架け橋に
入居前のお客様と当社をつなぐ架け橋に
ー デベロッパーを目指されたきっかけは何でしたか。
チェーンの飲食店でアルバイトをしていた学生時代に、店舗開発に興味を持ったんです。長く続けているうちに新人教育やレイアウト設計まで任せてもらえるようになり、店舗の出店計画を考えるのは楽しいなって。そこから、店舗戦略だけでなく、ビルや街づくりといった、より広い構想づくりに携わりたいと思うようになりました。それでデベロッパーという職業に惹かれたんです。日鉄興和不動産に決めたのは、人事の方がすごく親身だったから。結婚後も仕事を続けている女性先輩社員とランチをした時のことが、とっても印象に残ってるんです。本当に楽しそうにいろんな話をしてくれて、「女性も活躍できる会社なんだなぁ」と思いましたね。
ー AIRのリーシングチームは少数精鋭だとお聞きしました。このチームにアサインされたのも、女性が活躍できる証拠ですよね。
ゼロから大規模新築ビルに携わることなんて、性別に関係なく、なかなか経験できないんです。そんな機会をもらえたのは、とても恵まれているなと思っています。リーシング業務は、開発担当などの社内の他の部門と、入居を検討されている、もしくは決定された企業様との間に橋をかける仕事。お客様のニーズを汲み取って、開発担当や法務、経理などの社内の部門をはじめ、いろんな協力会社と調整して、それぞれが納得するポイントを探っていきます。また、新築物件の場合に難しいのは、建物が出来上がっていない中で、お客様にご評価いただかないといけないところです。そのために営業用のパンフレットから、ビルの開発風景をお伝えするためのプレゼンルームまで、本当にさまざまな準備に携わりましたね。
お客様の課題をどう解決できるか、入念にリサーチし、
「入居後に広がるビジョン」を共に描く
「入居後に広がるビジョン」を共に描く
ー リーシングでお客様の心をつかむために心がけていることって何ですか。
とにかく事前の準備ですね。お客様にお会いする前に、入念にリサーチして困りごとを推測します。そして、AIRへの移転でどう解決できるかを組み立てていきます。例えば「今のオフィスではフロアが分散している」というお客様なら、「社内の意思疎通に課題を持たれている」と推測できますよね。そんなときは、「AIRは1フロアが広いので社内の風通しが良くなり、コミュニケーション効率が上がる」とご提案しています。
また、社員の発想力や企画力が重要になる企業様には、「敷地内にはWi-Fi環境も整備した大きな緑地空間がありますから、リフレッシュしながら仕事を進められると思います」とお伝えする。お客様が入居後にどんな効果が得られるか、できるだけ具体的にご説明できる準備をすることに尽きますね。
ー 佐藤さんは、どんな想いで仕事に取り組んでいるんですか。
私はお客様の課題やニーズを探しながら、その解決に向けて並走したいと思っています。実現したいビジョンを一緒に描いて、それがAIRへの移転で現実になるよう課題をクリアしていく。「移転したおかげで、社員の満足度やブランドイメージの向上につながった」と喜んでいただきたいんです。
関わる人すべてにとって「納得感のある最適解」をめざす
ー このプロジェクトで壁にぶつかった経験はありますか。
実は、今まさに壁を乗り越えようとしている真っ最中です。社内外で調整しなければならないことが山のようにあるんです。開発側は美観からセキュリティまで、あらゆる面に配慮をして設計しているので、どうしてもお客様のご要望が反映できていないこともあります。そこで、ご要望の重要度に優先順位をつけ、開発側とすり合わせていきます。難しい要望で前例がなくても、お客様にとって大事なポイントであれば、法務や経理などの各セクションに協力を仰ぎながら何とか実現に向けて粘り強く調整していきます。一つひとつの課題を見つけては解決策を考えて、お客様にとって納得感のある最適解へと仕上げていく。それがこの仕事の大変なところなんですが、やりがいでもあるんですよね。
ー それは大きなやりがいがありそうですね。今後の佐藤さんの目標は何ですか。
まずはAIRを無事満室にすることに尽きますね。入居したお客様はもちろんですが、地権者の方々や地域の皆さんにも「このビルができてよかった」と思ってもらえるように頑張っています。その後は、PM業務で培った経験も活かしながら、入居者の皆さんが快適に過ごせるように、ビルの運営にも中長期的に携わりたいですね。AIRには思い入れがありますので、将来的にも何らかの形で携わることが出来れば嬉しいです。
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名刺入れはお客様との初対面を印象づける大事なアイテム。「柔らかい印象だな」と思っていただけるよう、淡いピンク色を選びました。しかも、親友とおそろいなので、見るだけで「頑張ろう」とパワーが出るんです。
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旅行先でのんびりするのが好きです。海がとっても好きで、先日は宮古島でシュノーケリングを楽しみました。職業病なのか、新しい土地に行くと、ついビルの館銘板を見たり、写真に収めたりしていますね。
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2021.09.01 FUTURE
【企画部長座談会】常識をどんどん覆し、業界をリードしていけるような総合デベロッパーをめざしていく
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2021.03.01 HUMAN
物件ごとの制約があるなかでも、絶えず新しい取り組みというものを担当物件でトライしていきたい
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2021.03.01 HUMAN
用地仕入れを起点とした事業計画に携わり続けることで、街と自分を成長(デベロップメント)させていきたい
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2020.10.30 HUMAN
培ってきた営業力、構想力、私個人の人間力を絶えず磨き、そのすべてをぶつけて勝負したい
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2020.10.30 HUMAN
将来、自分が携わる仕事のなかで、子どものためになる開発を実現させ、笑顔で育っていく様を見てみたい
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2020.09.01 FUTURE
【赤坂・虎ノ門エリア開発】赤坂・虎ノ門100年会議
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2020.09.01 FUTURE
【PROJECT】武蔵浦和 SKY&GARDEN
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2020.09.01 CULTURE
多様な働き方の実現がイノベーションを生み出し、より良い街づくりへとつながっていく
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2020.09.01 FUTURE
【PROJECT】大津・勝原地区開発ブルームガーデンのぞみ野
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2020.09.01 HUMAN
憧れの建築家が手がけたホテルオークラを、自らの手で次世代につないでいく
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2020.09.01 HUMAN
任されるから成長できる。既存ビルの価値を高めるため、あらゆる仕事にチャレンジしていく