実績紹介
40年に迫る歴史と、
業界トップクラスの案件数。
多彩で豊富な実績が、
日鉄興和不動産の
“マンション再生力”の証です。
私たちは1986(昭和61)年から約40年、マンション建替え事業に取り組んできました。
2005(平成17)年には、業界に先駆け「マンション建替推進グループ」を設置、
業界でトップクラスの実績を有し、現在も多くのプロジェクトを推進しております。
すべて
団地型
複合用途
隣接地共同化
借地権
都市開発諸制度
-
リビオシティ船橋北習志野(旧習志野台三街区住宅)保留敷地を活用した団地型マンション建替え
マンションストック長寿命化等モデル事業 -
グランリビオ表参道(旧金王アジアマンション)
-
リビオつつじヶ丘(旧つつじヶ丘マンション)借地権を解消し所有権マンションに建替え
住宅・商業の複合型マンション -
リビオ東中野ヒルトップ(旧サンクス東中野)住宅・事務所の複合型マンション
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リビオ宮崎台(旧宮崎台カメリア)総合設計制度 川崎市初「要除却認定マンション」認可
-
日本橋浜町ダイヤレジデンス(旧浜町ダイヤマンション)隣接4敷地を含めた共同化建替え 東京都マンション共同化建替えモデル事業 中央区初「マンション建替え円滑化法」適用事業 地区計画
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エアヒルズ藤沢(旧藤沢住宅)神奈川県下最大規模の団地型マンションの建替え
-
ザ・神宮前レジデンス(旧原宿住宅)団地型マンション建替え
総合設計制度 -
テラス渋谷美竹(旧美竹ビル)地区計画
住宅・事務所の複合型マンション -
横濱紅葉坂レジデンス(旧花咲団地)隣接地(県有地)と共同化建替え
環境設計制度、一団地認定、開発許可 -
クリエ川崎(旧川崎駅北口地区・第二街区10番地地区)4敷地による共同化建替え
事務所複合型 -
プライア渋谷(旧金王町住宅)全国初の借地権型マンション建替え
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リビオ新蒲田(旧新蒲田住宅)団地型マンション建替え
-
リビオ武蔵野中町(旧三鷹第一・第二マンション)団地型マンション建替え
等価交換事業方式
リビオつつじヶ丘(旧つつじヶ丘マンション)
〈2021年12月竣工〉
- 住宅・店舗複合型マンション
- 借地権を解消し所有権マンションに建替え
リビオつつじヶ丘(旧つつじヶ丘マンション)
1969年に竣工した「つつじケ丘マンション」(地上8階/地下2階建て、住戸49戸/店舗4区画/駐車場1区画)は、2021年12月、地上17階/地下1階建てのタワーレジデンス「リビオつつじヶ丘」(住戸104戸/事務所店舗3区画)として生まれ変わりました。 旧つつじケ丘マンションは、住宅と店舗が入居する「複合型」かつ敷地権利が「借地権」のマンションでした。借地権マンションの建替え事業は、お住まいの権利者の合意形成だけでなく、土地を所有している底地人の意向を確認していく必要があります。
■建替え前と建替え後の比較
建替え前 | 建替え後 | |
建築年 | 1969年(昭和44年) | 2021年(令和3年) |
敷地面積 | 1,982.33m² | 1,745.27m² |
延床面積 | 10,828.54m² | 約9,360m² |
住戸数 | 49戸 ※店舗4区画・駐車場1区画 |
105戸 ※事務所店舗3区画 |
住戸面積 | 約23m²~約82m² | 約33m²~約77m² |
構造・規模 | 鉄筋コンクリート造 地上8階 地下2階 1棟 |
鉄筋コンクリート造 地上17階 地下1階 1棟 |
またマンション建替法においては、「建替えの前後でマンションの権利種類は同一であること」が前提となっております。そのため権利者が「所有権マンションに建替えたい」と考える場合は、一度、借地権を解消する必要があります。日鉄興和不動産は当時すでに“マンション建替え円滑化法による全国初の借地権マンションの建替え(2008年完成「プライア渋谷」)”の実績があり、借地権の解消に向けたノウハウを確立させていました。その経験を活かし、底地人との調整を重ねながら行政とも事前協議を行い、2018年「所有権マンション」として権利変換認可を得ました。
日本橋浜町ダイヤレジデンス(浜町ダイヤマンション)
〈2020年9月竣工〉
- 隣地4敷地との「共同化建替え」
-
「東京都マンション共同化建替えモデル事業」
採択事業 -
中央区初「マンション建替え円滑化法」
適用事業 - 地区計画
日本橋浜町ダイヤレジデンス(浜町ダイヤマンション)
2020年に誕生した「日本橋浜町ダイヤレジデンス」の前身は、1970年竣工の地上10階建て、44戸の「浜町ダイヤマンション」です。建物の老朽化が進んでいたものの、敷地規模の制限より単独での建替えが困難な状況でした。そこで検討されたのが、都会の小規模マンションにとって有効な手法となる、隣地を含めた「共同化建替え」です。
同事業では、当時の地区計画により、隣接地と共同化を図ることができれば容積率840%(指定容積率700%)まで緩和が期待される環境でした。日鉄興和不動産は、管理組合の協力を得ながら、初動期の検討段階から隣接地の所有者に対して共同化を打診。隣地所有者に対しては、共同化により隣地評価の向上につながることやマンション・隣地の評価配分について粘り強く調整を重ねたことで合意に至り、4敷地を含めた共同化建替えを実現しました。
■建替え前と建替え後の比較
建替え前 | 建替え後 | |
建築年 | 1970年 | 2020年9月 |
敷地面積 | 約270m² | 約447m² |
延床面積 | 約2,062m² | 約4,319m² |
住戸数 | 44戸 | 61戸 |
住戸面積 | 約20m²~約89m² | 約41m²~約104m² |
構造・規模 | 鉄筋コンクリート造 地上10階 1棟 |
鉄筋コンクリート造 地上14階 地下1階 1棟 |
この事業は2014年度に「東京都マンション共同化建替えモデル事業」に採択されました。また、中央区で初めて「マンション建替円滑化法」を適用した事業となります。隣地所有者として、広幅員道路に面するマンションとの共同化のため、本来のポテンシャル以上の評価を生み出せるメリットがあったことや、行政協議によるマンション建替え法の住戸面積要件の緩和(原則50㎡以上⇒40㎡以上)、中央区の仮住まい先斡旋による仮居住の安定確保等、権利者様の課題を一つ一つ解消につなげたことが実現に至ったポイントといえます。
ザ・神宮前レジデンス(旧原宿住宅)
〈2013年竣工〉
- 団地型マンション建替え
- 総合設計制度適用
ザ・神宮前レジデンス(旧原宿住宅)
総合設計制度を活用し、旧日本住宅公団(現・都市再生機構)が1957年に建築した全6棟の「原宿住宅」を建替えたプロジェクトです。 ランドマークとしての華やかさを演出したタワーサイドと、邸宅としての重厚な存在感を演出したレジデンスサイドの2つのゾーンで構成され、敷地の約55%の空地には、多彩な植栽を施した癒しの空間を計画するなどランドスケープにも配慮しました。 また、優れた制震効果を持つ竹中工務店の特許技術「波形鋼板壁」を採用した安心の構造に加え、防災井戸、かまどベンチを設置するなど、防災面にも力を入れた建替え事業です。
■建替え前と建替え後の比較
建替え前 | 建替え後 | |
建築年 | 1957年(昭和32年) | 2013年(平成25年) |
敷地面積 | 約5,336m² | 約5,176m² |
延床面積 | 約4,523m² | 約26,517m² |
住戸数 | 112戸 | 220戸 |
住戸面積 | 約35m²~約36m² | 約50m²~約128m² |
構造・規模 | 鉄筋コンクリート造 地上5階 4棟・地上4階 2棟 |
鉄筋コンクリート造 地上18階 地下2階 1棟 |
テラス渋谷美竹(旧美竹ビル)
〈2012年竣工〉
- 地区計画
- 住宅・事務所の複合型マンション
テラス渋谷美竹(旧美竹ビル)
美竹ビルは、(財)東京都住宅協会(現・東京都住宅供給公社)が建築した住宅40戸と事務所の複合ビルとして昭和34年に分譲されました。「渋谷」駅徒歩2分の希少性の高い立地に位置しています。 居住者による安心・安全・最新の居住環境への再生を図るための権利者全員参加による勉強会を経て、平成21年より当社とUG都市建築が事業協力者として選定され、本格的な建替えの検討を開始し、平成22年11月に権利変換計画の認可を得ました。
■建替え前と建替え後の比較
建替え前 | 建替え後 | |
建築年 | 1959年(昭和34年) | 2012年(平成24年) |
敷地面積 | 約2,640m² | 約2,640m² |
延床面積 | 約5,642m² | 約26,712m² |
住戸数 | 40戸※事務所1区画 | 196戸※事務所・ 店舗各1区画 |
住戸面積 | 約55m²〜約58m² | 約33m²〜約127m² |
構造・規模 | 鉄筋コンクリート造 地上6階 1棟 |
鉄筋コンクリート造 地上17階地下3階 1棟 |
横濱紅葉坂レジデンス(旧花咲団地)
〈2011年竣工〉
- 隣接地(県有地)と共同化建替え
- 環境設計制度、一団地認定、開発許可
横濱紅葉坂レジデンス(旧花咲団地)
昭和33年に旧日本住宅公団(現・都市再生機構)により分譲された「花咲団地」(地上4階建て4棟、総戸数88戸)を地上10~11階建て3棟、共用棟1棟、総戸数368戸の「横濱紅葉坂レジデンス」として再建しました。平成23年11月に竣工し、横浜市内で過去最大級の建替えマンションとなっています。赤レンガ調のタイルが印象的な外観、シンボリックなガス灯など、横浜の歴史と継承すべき美意識や作法を大事にしています。紅葉坂沿いには、紅葉を楽しむ公開空地を設けています。 花咲団地は、築50年を経過し建物の老朽化が進み、社会的に要求される居住水準を満たすことが難しくなりつつありました。また、所有者の高齢化も進み、今後、時間の経過とともに団地の構造的・機能的な再生を図ることはさらに難しくなることが予想
■建替え前と建替え後の比較
建替え前 | 建替え後 | |
建築年 | 1958年(昭和33年) | 2011年(平成23年) |
敷地面積 | 約8,385m² | 約12,749m² |
延床面積 | 約5,953m² | 約40,349m² |
住戸数 | 88戸 | 368戸 |
住戸面積 | 約48m² | 約51m²~約118m² |
構造・規模 | 鉄筋コンクリート造 地上4階 4棟 |
鉄筋コンクリート造 地上10〜11階 一部地下1階3棟・ 共用棟1階 |
されたため、平成11年に管理組合を設立し建替えに関する検討が進められました。そして、平成18年8月、建替え事業のための事業協力者選定コンペにおいて、当社を幹事とする企業グループが選定され事業協力がスタート。平成20年2月には、建替え決議が全員賛成により可決され、同年7月、建替組合設立認可となりました。 第56回 神奈川建築コンクール住宅部門〈優秀賞〉受賞
物件名称 | 事業手法 | 所在地 | 旧戸数 | 総戸数 | 竣工 | 内容 |
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上目黒小川坂ハイツ(上目黒住宅) | 等価交換方式 | 目黒区 | 68戸 | 98戸 | 1986年3月 | 全国初の純住宅マンション建替え(昭和61年度 日経優秀製品賞を受賞) |
ライフプラザ相模原(相模原スカイハイツ) | 等価交換方式 | 相模原市 | 72戸 | 123戸 | 1991年7月 | 等価交換事業による団地型マンションの建替え |
若宮ハイツ(鎌倉若宮ハイツ) | 等価交換方式 | 鎌倉市 | 114戸 | 141戸 | 1993年4月 | 厳しい建築規制の制約下におけるマンション建替え |
ライフコート相模原(小山コーポラス) | 等価交換方式 | 相模原市 | 48戸 | 80戸 | 1993年7月 | 等価交換事業による団地型マンションの建替え |
桜丘フラット(千歳桜丘住宅) | 等価交換方式 | 世田谷区 | 156戸 | 226戸 | 1993年7月 | 等価交換事業による団地型マンションの建替え |
ヴィルクレール二子多摩川(北見方住宅) | 等価交換方式 | 川崎市 | 24戸 | 226戸 | 1999年3月 | 優良建築物等整備事業による建替え |
リビオ新蒲田(新蒲田住宅) | 組合施行 | 大田区 | 134戸 | 202戸 | 2007年11月 | 団地型マンション建替え。事業協力者選定から建替組合設立(全員合意)まで約1年で事業推進 |
プライア渋谷(金王町住宅) | 組合施行 | 渋谷区 | 81戸 | 124戸 | 2008年2月 | 全国初の借地権型マンションの建替え |
リビオ初台アリアフォート(初台サンハイツ) | 組合施行 | 渋谷区 | 40戸 | 86戸 | 2010年1月 | 隣接2敷地を含めた3敷地による共同化マンション建替え |
クリエ川崎(川崎駅北口地区 第二街区10番地地区) | 組合施行 | 川崎市 | 20戸 | 5戸 | 2011年9月 | 2つのマンションを含めた4敷地による共同化マンション建替え事務所複合建替え |
横濱紅葉坂レジデンス(花咲団地) | 組合施行 | 横浜市 | 88戸 | 368戸 | 2011年11月 | 隣接地(県有地)を取り込んだ団地型マンション建替え環境設計制度、開発許可、一団地認定などの許認可を得て事業推進 |
リビオ武蔵野中町(三鷹第一・第二マンション) | 等価交換方式 | 武蔵野市 | 42戸 | 53戸 | 2012年1月 | 等価交換事業方式を提案し、事業期間を短縮化した建替え |
ホーマットロイヤル(ホーマットロイヤル(旧)) | 等価交換方式 | 港区 | 20戸 | 24戸 | 2012年8月 | 長期優良住宅認定取得 |
テラス渋谷美竹(美竹ビル) | 組合施行 | 渋谷区 | 40戸 | 196戸 | 2012年12月 | 地区計画を活用した住宅と事務所の複合用途のマンション建替え |
ザ・神宮前レジデンス(原宿住宅) | 組合施行 | 渋谷区 | 112戸 | 220戸 | 2013年7月 | 団地型マンションの建替え。総合設計制度適用、開発行為等の許認可を得て事業推進 |
リビオ文京茗荷谷(文京マンション) | 等価交換方式 | 文京区 | 23戸 | 33戸 | 2017年 | 等価交換事業方式による建替え |
エアヒルズ藤沢(藤沢住宅) | 組合施行 | 藤沢市 | 170戸 | 360戸 | 2018年 | 当時、神奈川県最大規模の団地型マンション建替え |
日本橋浜町ダイヤレジデンス(浜町ダイヤマンション) | 組合施行 | 中央区 | 44戸 | 61戸 | 2020年9月 | 隣接4敷地との共同化建替え、地区計画 東京都マンション共同化建替えモデル事業 中央区初「マンション建替え円滑化法」適用事業 |
リビオつつじヶ丘(つつじケ丘マンション) | 組合施行 | 調布市 | 50戸 | 105戸 | 2021年12月 | 借地権を解消し所有権マンションに建替え 住宅・商業の複合型マンション |
リビオ東中野ヒルトップ(サンクス東中野) | 組合施行 | 中野区 | 108戸 | 136戸 | 2022年3月 | 住宅・事務所の複合型マンションの建替え |
リビオ宮崎台(宮崎台カメリア) | 組合施行 | 川崎市 | 18戸 | 56戸 | 2022年6月 | 総合設計制度適用 川崎市初「要除却認定マンション」認可 |
リビオレゾン参宮橋(王望代々木) | 等価交換方式 | 渋谷区 | 24戸 | 75戸 | 2023年9月 | 等価交換事業方式を提案し、事業期間を短縮化した建替え |
グランリビオ表参道(金王アジアマンション) | 組合施行 | 渋谷区 | 42戸 | 64戸 | 2024年7月(予定) | 建物持分と土地持分の不一致を評価配分で整理して事業推進 |
リビオシティ船橋北習志野(習志野台三街区住宅) | 組合施行 | 船橋市 | 318戸 | 488戸 | 2025年4月(予定) | 建替え法による保留敷地を取り入れた団地型マンションの建替え マンションストック長寿命化モデル事業 |