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健康に働ける職住環境・職場作り

健康経営の推進

健康経営の推進体制

当社では、社長が健康経営の推進の責任者となります。人事部が健康経営の推進の中心となり、社長との協議や報告、産業医・産業保健師、健康保険組合、衛生委員会、各拠点に設置した健康経営推進担当者などとの連携を取りながら、社員の健康保持・増進に取り組みます。

健康経営の取り組み

2021年度の取り組み実績
  • 新型コロナウイルス感染症予防対策(職域接種会開催、対応フロー策定、抗原検査キットの配布他)
  • インフルエンザ予防接種会開催
  • 「働く女性の健康課題について」管理職向けセミナー開催
  • 夜間・休日往診サービス「ファストドクター」提供開始
  • 産業医来訪日の追加(相談体制の充実)
  • みずほ健保協働 健康増進アプリ「QOlism(キュオリズム)」導入
  • 「スポーツエールカンパニー」認定【初】
  • 「こんな会社で働きたい~健康経営企業編」書籍協賛
2022年度の取り組みテーマ
  • 社員の自律的な健康づくりへの取り組み・定着化 支援(施策・制度の充実)
  • 新型コロナウイルス感染防止対策継続(地域・社会・従業員への取り組み)
  • 健康意識の向上と、風土醸成
  • 子育て、介護、がん治療等と仕事の両立支援
健康経営推進のKPI
KPI 2021年度実績 2022年度 2025年度目標
目標 実績
定期健康診断受診率 100% 100% 100% 100%
ストレスチェック受診率 96.5% 100% 100% 100%

定期健康診断の受診

当社では、健康状態の定期的なチェックとして、毎年度定期健診を行っています。受診率100%を維持するため、社内アナウンスや未受験者へのリマインドなど、受診推奨に努めています
主な取り組み
  • 社内掲示および、ヘルスエアライン等による、健診の必要性を踏まえた受診呼びかけ
  • 保健師による、未受診者への個別リマインド(各本部上席への実績展開含む)
  • (所見あり者へ)保健師による面談実施および精密検査受診勧奨、受診状況管理(健診管理システム取り込みなど)、精密検査未受診者への呼びかけ

職域接種への取り組みほか

当社基幹ビル「赤坂インターシティAIR」のコンファレンス施設において、当社およびグループ会社の従業員やその家族に加え、入居テナントや近隣の皆さまを対象として、新型コロナワクチンの職域接種会を実施しました。企業理念「人と向き合い、街をつくる。」を体現する、当社の取り組みの一つです。

社内では、全ての執務机にパーティションを設置、また一定のエリアごとに空気清浄機を配置し、飛沫防止対応を実施した他、感染時および濃厚接触者該当時の対応フローを周知し、罹患者の正確な把握および感染拡大措置を実施しています。

「赤坂インターシティAIR」で新型コロナワクチンの職域接種会を実施

社員への健康情報の配信

社員への健康増進に役立つ各種情報の提供機会として、人事部よりメルマガ「HEALTH AIR LINE(ヘルスエアライン)」を配信しています。社員の健康や生命を守っていく立場の責任者として社長のメッセージを掲載し、当社として「健康第一」の組織風土の醸成を図っていくという考え方を全社員に伝えています。
メルマガでは、今後も専門家による各種セミナーの実施や各種健康診断の案内などを行い、社員の健康増進のためのバックアップを行っていきます。

健康増進イベントの推進

社員が世代を超えて健康増進を行う機会として、各種イベントを実施しています。2022年は「健康増進月間(3カ月間)』を設定し、期間中、ウオーキングイベントや専門の講師を招いて健康に関わるセミナー(健康診断結果の見方、在宅勤務のラインケアなど)を開催しました。実施したイベントでは、グループ会社社員にも呼びかけを行い多くの方にご参加いただくなど、グループ全体での健康意識の向上に寄与しています。
また、港区主催の「MINATOシティハーフマラソン」にはプラチナスポンサーとして協賛し、社員がランナーやボランティアとして参加するなど、社員の健康づくりの機会を提供しています。

MINATOシティハーフマラソンの社員ランナー

メンタルヘルス研修

当社では新入社員研修のプログラムに、産業医による「メンタルヘルス研修」を組み込んでいます。メンタル不調に至るまでのプロセスや、予防法などの「セルフケア」の知識習得を必須としているほか、上司が配下のメンタル面のケアを正しく行うための「ラインケア研修」を管理職層に実施するなど、会社全体で社員のメンタル疾患の発生予防・対応に取り組んでいます。また、対面で健康相談ができる機会として産業医や保健師による面談時間を設定しその回数を増やすことで、社員の気軽な相談を推奨するなど、心身の不調の防止を図っています。

ストレスチェックの実施

ストレスチェック制度が法制化される以前から、当社ではEAP(従業員支援プログラム)制度を導入し、社員がWeb受験により、自らのストレス度を確認できる体制を整えています。ストレス度が高く専門家のアドバイスを受けたい場合は、産業医以外にも匿名で相談できる電話相談窓口(健保組合による相談ダイヤル)を用意しており、相談内容によって専門医の医療機関の速やかな紹介など、社外資源を有効に活用し、社員のストレス軽減のためのしくみを整備しています。
2022年度のストレスチェックでは、目標としていた受診率100%を達成しました。

子育て、介護、がん治療や、仕事との両立支援

当社は、法対応としての育児・介護休業に関する規定の整備に加え、当社独自の制度として、休暇、休業は法を上回る日数を付与しているほか、柔軟な働き方を選択できる制度を整えており、従業員の育児・介護と就業との両立をサポートしています。また、近年、社会的な課題である介護と仕事の両立については、専門家を講師としたオンラインセミナーを開催し、全員が「お互いさま」の気持ちで支え合う風土の醸成を目指しています。

健康経営に関する外部からの評価

「健康経営優良法人2023(ホワイト500)」に認定

当社は、経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人2023(ホワイト500)」大規模法人部門に認定されました。健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度です。社員の健康増進に関するメールマガジン「HEALTH AIR LINE(ヘルスエアライン)」の配信、各種健康セミナー・介護セミナーの開催などの取り組みが評価され、認定を受けました。今後も、社員一人ひとりが健康で活き活きと長く働くことができるよう、現場と経営が一体となって健康経営を推進します。

「がんアライアワード 2022」にて「ゴールド」受賞

当社は、治療しながら働くがん罹患者が生き生きと働ける環境づくりを行っている法人として、民間プロジェクト「がんアライ部」が主催する「がんアライアワード2022」において、2019年の第2回へのエントリー以降4年連続で「ゴールド」を受賞しました。
当社では、さまざまな事情を抱えながら働いている人が、自身の事情をオープンマインドで伝えられ、それを助け合うことが当たり前となる組織風土を目指し、今後も社員の健康保持・増進に加え、がん罹患者の就業についてもバックアップしていきます。
  • 「がんアライ部」は、「がんと就労」問題を解決するための勉強会やイベントなどを開催し、がん罹患者が働きやすい環境づくりをサポートする民間プロジェクト。2018 年より「がんアライ宣言・アワード」を開催し、「風土づくり」「相談できる環境づくり」「制度」の観点で審査を行い、「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の表彰を行っています
    https://www.gan-ally-bu.com/

「スポーツエールカンパニー」認定

当社は、日頃から「スポーツをする機会の提供」を通して社員の健康意識やパフォーマンスの向上に寄与する法人として、スポーツ庁が主催する「スポーツエールカンパニー」において、認定を獲得しました。
当社では、スポーツを通じ、心身の健康を高めることはもちろん、社員間のコミュニケーションの向上や、先々の健康保持・増進につなげる支援を継続していきます。
  • スポーツ庁では、従業員の健康増進のためにスポーツの実施に向けた積極的な取組を行っている企業を「スポーツエールカンパニー」として認定。認定された企業の取組を広く周知することで、他企業への横展開を促し、ビジネスパーソンのスポーツ実施率の向上を目指すとともに、従業員の健康管理を考え戦略的に取り組んでいる企業の社会的評価の向上を図っています
    Sport in Life スポーツエールカンパニー

健康に働ける職住環境整備

ウェルネスオフィスの認証取得推進

「赤坂インターシティAIR」は、当社の健康経営を意識した新しい執務空間計画による「健康性」、リフレッシュスペースやオフィスラウンジなど充実した共用部における「快適性」、高い耐震性能や災害時エネルギー供給対応などのビルの「安全・安心性」の取り組みが高い評価を受け、CASBEE-ウェルネスオフィス評価認証で最高位の「Sランク」を取得しています。
また、当社と赤坂インターシティマネジメント株式会社は、「来たくなる・来てよかったと思えるようなオフィス」を当ビルの目指すべき姿として掲げ、一人ひとりが生き生きと働けるようなウェルネスオフィスを推進しています。ウェルネスオフィスの理念や施策の水平展開やエリアマネジメント活動を通じて、ワーカーのQOL向上の観点からエリアの価値向上に努めています。
  • CASBEE-ウェルネスオフィスは、建物利用者の健康性、快適性の維持・増進を支援する建物の仕様、性能、取り組みを評価するシステムです
図:CASBEE

安全衛生への取組

安全管理について

管理会社と連携した日常点検や安全点検などの確実・適切な実施

  • ビルやマンションでは、当社社員とグループ会社である興和不動産ファシリティーズ(株)や(株)日鉄コミュニティと連携し、建物設備の日常点検や定期的な安全パトロール等による安全点検を実施しています。
  • 設備管理員が常駐しないビルにおいては、定期的な巡回点検に加え、24時間365日体制の緊急対応により安全・安心を確保しています。
    さらに、当社グループの管理会社が常駐管理する基幹建物との連携を図った「エリア管理」体制を推進しています。
    また、お客様との契約を順守し、高品質なサービスを提供しているか、インスペクションを実施しています。
  • インスペクション結果を各建設管理責任者と共有し、さらなる品質向上を図っています。

衛生委員会について

  • 人事部長を委員長として、衛生委員、産業医等が参加する衛生委員会にて、健康保持増進・労働災害等に関する意見交換を月1回以上実施しています。
    内容については全社へ展開され、各拠点の健康経営推進担当と連携し、安全・健康に配慮した快適な職場環境づくりに取組んでいます。